弁護士を探す
何か問題が発生して、自分たちだけでは問題解決の糸口が見つからないような場合、弁護士に相談してみるといろいろな解決策を提示してもらえることは誰でも何となく知っていますが、では、いざ実際に弁護士に会おうと思ったら、どういう手順を踏んだらよいのでしょうか。
弁護士と知り合いであれば簡単ですが、全国に3万人といない弁護士ですから、なかなかそうも行かないかも知れません。
しかしできれば知人の知人などのつてを探して、実際に事件処理をしてもらったことのある弁護士を紹介してもらうのが一番だと言われています。
その理由は、弁護士といえどもいろいろで、すべての弁護士が信頼できるとは限らない、という理由です。
例えば懲戒処分されたことのある弁護士や、一部の良心的でない金融関係などの業者との提携のある弁護士も実際に存在しています。
またそのような問題以前に、紹介者のいない依頼者を避ける弁護士が多い、という事情もあります。
依頼者側が弁護士に信頼性を求めるのと同じく、弁護士のほうも信用のできる依頼者としか仕事をしたくないのです。
医師に法的に科せられている診療義務のようなものは弁護士にはありません。
つまり弁護士はお客を選ぶことができるのです。
弁護士の行う仕事の内容はデリケートなものも多く、効果的に問題の解決を目指すためには弁護士と依頼者は信頼関係で結ばれている必要がありますから、飛び込みでの依頼を弁護士が敬遠するのももっともな面もあるのです。
しかしどうしても弁護士の当てがない、というときは弁護士会に紹介を頼んでみると良いでしょう。
弁護士会は全国各地で法律相談会を開いています。
全国各地に弁護士会やその支部、また法律センターなどがあります。
ここで最初に30分5000円程度の料金を払って法律相談をしてみるという方法があります。
事件として弁護士に依頼をするのであれば、弁護士の斡旋もしてもらえるでしょう。
紹介された弁護士は弁護士会に事件の処理の結果について報告する義務がある場合もあるので、比較的安心して弁護士探しができる方法といえます。
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※当サイトで弁護士・法律事務所をご紹介しておりますが、あくまでも一般の情報に過ぎません。弁護士をお選びになる際には、「弁護士と闘う」のサイトをご参考になることをおすすめ致します。このサイトでは、過去の懲戒処分された弁護士情報も掲載されています。